気まぐれに行こう☆彡

女なのに、男の子より女の子が好きだったり、
かといって、好きな子とどうこうしたいわけでもない。
そんな自分のセクシャルを見つけようと、日々混迷中。

☆虚貌/雫井脩介☆


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虚貌虚貌
(2001/09)
雫井 脩介

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この本の作者である雫井脩介の名に
聞き覚えのある人は大勢いるだろう。
昨年、映画化された「クローズド ノート」の作者である。
この本「虚貌」という本は犯罪小説であり、
「クローズド ノート」とはだいぶ様相を呈した物になっている。

事の起こりは21年前の運送会社を経営する一家が襲われたところから始まる。
夫妻は惨殺。長女は半身不随、長男は大やけどを負う。
程なく従業員3名が逮捕され、
事件は終着を迎えたかに思えるが、本当はここから始まる。



以下、本の内容に触れることもあるので、まだお読みでない方はそれを承知でお読みいただくか、読み終わってからまた来ていただけると大変嬉しい。








21年前の事件が巷で忘れられたころ、
主犯と思われる犯人・荒が娑婆へ戻った。
間もなく、共犯であった薬物中毒の男が殺される。
犯人は主犯の荒である、と警察は色めきたつ。
というのも、荒は嵌められただけで
主犯は別の男ではないか、という説が当時あったからだ。
嵌められたことを恨んで、娑婆に戻ってきた荒が
共犯の男たちを殺したのであろう。
そういう説が警察内で飛び交い、捜査方針が決められ、捜査が開始された。
警察の捜査もむなしく、もう一人の共犯の男も殺されてしまう。
しかも、目撃証言によると荒の顔と一致しない。
果たして犯人は荒なのか、それとも別人なのか。
その捜査を中心に事件にかかわる人々の
人間関係や心理状態が克明に描かれていく。

そんな中カウンセリングをする先生が出てくる。
彼は医師の資格やセラピストの資格を持っているわけではないが、
ただ患者の話を聞いてあげたり、時にはアドヴァイスをしてあげている。
「顔というのはただの仮面」であると彼は言う。
「顔は心を現すが、現さないようにすることも容易に出来る」
だからどんなに辛くても「いつも笑顔」でいることが大切と。
「笑顔に勝る仮面はない」と。
なるほどな、と思った。
言われてみれば確かにそのとおりだ。
常に笑顔でいるのは難しいけれど、出来ないことではない。
むしゃくしゃして、気分が悪くて、
腹立たしいときでもとりあえず「笑顔」でいよう。
「笑顔」でいれば少なくとも周りは気分が悪くならない。

「笑う門には福来る」とはよく言ったものだ。
昔の人は、苦しいことも悲しいことも飲み込んで、
とりあえず笑っていたのだろう。
先人の知恵ではあるが、笑顔はストレスも吹き飛ばすという。
私も今年はとりあえず「笑顔」でいることを心がけてみよう。







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コメント


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はじめまして

トラックバックさせていただいたのでご挨拶です。
なんだか激しい描写があるわりに、考えさせられることが多かった話でした。

山手のドルフィン | URL | 2009年01月01日(Thu)16:57 [EDIT]

あいサン☆

ご訪問ありがとうございます!
面白い本でしたよね。
私は今、栄光一途を読んでいますよ。まだほんのはじめの方なので楽しみにしています。

はつい | URL | 2008年02月25日(Mon)22:14 [EDIT]

こんにちは。読恋書、を読ませていただきました。楽しそうなサイトですね。また読ませていただきたいと思います。雫井脩介 虚貌、いいですね。「あなたが強く生きていきたいのであれば、憶えておいてください。笑顔に勝る仮面はないということです」こんな文章なんか特に。

あい | URL | 2008年02月25日(Mon)19:45 [EDIT]